自宅の屋根材を確認する方法

みなさんはご自分の家の屋根の素材をご存知でいらっしゃいますか?

下から見上げて屋根が見えるような立地に家が建っている場合は良いですが、下から見上げても屋根の表面が見えない場合は、屋根の素材がわからないと思います。

屋根のメンテナンスを考える上で、使用している屋根材の種類を知ることはとても重要です。

そこで自宅の屋根材を確認する方法をご紹介させていただきます。

自宅の屋根の種類を自分で確認する方法

もし家の設計図が残っていれば、設計図に住宅に関する詳しい情報が記載されています。

家の設計図で屋根素材を確認
設計図

こちらの設計図の場合、屋根材は「カラーベスト エコシンプル」というスレート屋根の素材であることが記載されています。
一番確実なのは、このように設計図から確認する方法です。

2階建てのお家で1階部分に屋根が付いている場合、2階の窓から1階の部分の屋根を直接確認することができます。
但し、窓から体を乗り出して見るようなことのないように気を付けてください。

2階の窓から1階部分の屋根を確認

このようなお家の場合は窓からの確認が可能ですが、最近の住宅は1階に屋根のないお家も多いかと思います。

1階部分に屋根が付いていない家

地形的に離れたところに高台があれば、そこから屋根を眺めるというのも一つの方法です。
遠くて直視ではわからない場合は、スマホで拡大撮影をして、写真で確認すると良いでしょう。

離れたところから屋根を確認

大きなハシゴや脚立を使って屋根を確認することは最も危険ですので、やめておきましょう。
屋根まで届くハシゴというのも、なかなか一般家庭には無いかと思いますが、普段慣れていない人が高いところにのぼるのは大変危険です。

屋根の専門業者に依頼して確認

ご自分で確認が難しい場合は、無料で屋根点検をしてもらえる専門業者さんに依頼すると良いでしょう。
点検をしてもらったからと言って、その場で何か工事の契約をする必要はありませんので、現状確認と把握のためにも定期的な点検はしてもらうと良いかと思います。

屋根の専門業者に依頼して確認

屋根は住宅の中で一番過酷な状況にさらされながら、家族が安全に安心して家に住めるよう、重要な役割を担ってくれています。
ご自分の家の屋根の情報を把握して、定期的な屋根のメンテナンスについても、ぜひ気にかけてあげるようにしてください。

日置 卓弥

日置 卓弥

屋根修理の匠ひおきの代表です。哲学で学んだ独特な視点を屋根修理の仕事に活かし、お客様の期待を超えるサービスを実現するために日々努力しています。

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