塗装のメリット
今回は「そもそも外壁塗装の必要性は?」、そして「外壁塗装の費用」について詳しく解説していきます。
外壁塗装を検討している方にとって、そもそも塗装する効果、また費用や塗料の種類は非常に重要なポイントです。
この記事では、外壁塗装のメリット、一般的な相場や塗料の種類を分かりやすくお伝えします。ぜひ参考にしてください。
そもそも外壁塗装は必要?
結論:外部環境から建物を守るために必要
外壁塗装のメリット4選!
- 建物の長寿命化
- 外壁は常に雨や紫外線、気温の変化などの影響でダメージを受けています。
塗料は、その外的要因から守るバリアの役割を果たしています。防水性能や防腐性能が高まるため、外壁内部への水や湿気の侵入による腐食を防ぎます。
- 外壁は常に雨や紫外線、気温の変化などの影響でダメージを受けています。
- 建物がキレイになる
- 外壁塗装により、建物の外観がきれいに保たれます。
経年劣化で色褪せたり汚れたりした外壁も、塗り替えによって新築のような美しさを取り戻せます。 - 色の変更も可能で、デザインの一新にも役立ちます。
- 外壁塗装により、建物の外観がきれいに保たれます。
- 断熱・遮熱効果
- 一部の塗料には、夏の熱を遮断したり冬の暖気を逃しにくくする断熱効果があります。これにより、室内環境が快適になり、省エネにもつながります。
- 資産価値の向上
- 外壁が美しく、メンテナンスが行き届いている家は、将来的な売却や賃貸の際に高評価を受けやすく、資産価値の向上に貢献します。
外壁塗装が必要になるタイミングとは?
外壁塗装は、通常10年に1度程度を目安に行うと良いとされていますが、以下のようなサインが見られたら早めに塗り替えを検討しましょう。
- チョーキング現象(白い粉がつく)
- 外壁を触ると白い粉が手につく場合は、塗料の劣化が始まっています。
- ひび割れ(クラック)
- 外壁に細かいひびが入ると、そこから雨水が侵入し、内部の劣化につながる恐れがあります。
- カビや苔の発生
- 日当たりが悪い箇所にカビや苔が生えている場合、防水性が低下している可能性があります。
- 色褪せや汚れ
- 外壁の色が薄くなってきた、汚れが目立つ場合も塗り替えの時期です。
外壁塗装工事の流れ
- 現地調査とお見積り
- 外壁の状態を確認し、必要な作業内容や塗料の種類を提案します。
- 足場の設置
- 安全かつ丁寧に作業を進めるため、建物全体に足場を組みます。
- 高圧洗浄
- 外壁に付着した汚れやホコリ、カビなどを高圧洗浄でしっかり落とします。
- 下地処理
- ひび割れや剥がれがある場合、パテやコーキング材で補修します。
- 塗装作業
- 下塗り、中塗り、上塗りの3段階で塗料を塗布します。これにより、塗膜の耐久性が高まります。
- 仕上げと確認
- 塗装後、細部を仕上げて完成です。最終確認を行い、問題がないかチェックします。
外壁塗装の重要性!
外壁塗装を怠ると、以下のようなリスクが生じます。
- 外壁の劣化が進む:ひび割れや汚れが放置されると、建物の内部にまで雨水が侵入し、壁の崩落につながるケースもあります。
- 建物全体の寿命が短くなる:外壁が劣化すると建物全体に負担がかかり、結果として寿命が短くなります。
- 修繕費が高額になる:早期に塗装を行うことで、後々の大規模修繕費を抑えられます。
外壁塗装の一般的な相場
外壁塗装の単価
塗装の単価は、主に「塗料の種類」「建物の規模」「施工内容」によって変わります。
以下は一般的な相場をまとめたものです。
塗装の単価は「1㎡あたり」で計算されることが一般的です。以下は参考となる価格帯です。
「下塗りから、仕上げまでの上塗り2回」を含めた単価になります。
塗料の種類 | 1㎡あたりの単価 | 耐久年数の目安 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 1,500~2,500円 | 約4~6年 |
ウレタン塗料 | 2,000~3,500円 | 約5~6年 |
シリコン塗料 | 3,000~4,500円 | 約7~15年 |
フッ素塗料 | 4,500~6,500円 | 約10~20年 |
無機塗料 | 6,000~8,500円 | 約15~25年 |
光触媒塗料 | 7,000~10,000円 | 約15~25年 |
以下は、この基本単価以外にかかる費用です。
養生費 100円~300円/㎡
高圧洗浄費 100円~300円/㎡
下地処理工事 0円~数十万円(状態や規模により異なる)
【オプション工事】
シーリング工事 800円~1600円/m
軒裏塗装 1500円~2500円/㎡
雨どい塗装 800円~2000円/m
窓枠・ひさしなど鉄部 付帯部分 0円~数万円(状態や規模により異なる)
塗料の種類とその特徴とは?
1. アクリル塗料・ウレタン塗料
- 価格が安いため、初期コストを徹底して抑えたい方におすすめ。
- 耐久性が低いため、短いスパンで再塗装が必要。
2. シリコン塗料
- 現在主流の塗料。耐久性とコストのバランスが良い。
- 紫外線に強く、色褪せしにくい。
- 防汚性に優れており、長期間きれいな状態を維持できる。
3. フッ素塗料
- 高耐久で、長期的に外壁を保護したい方におすすめ。
- 汚れがつきにくく、メンテナンスの頻度を減らせる。
- 初期費用は高めだが、耐用年数が長いため長期的にはお得。
4. 無機塗料
- 耐久性・耐候性が最高レベル。
- 無機物(セラミックなど)を含むため、紫外線や雨風に非常に強い。
- 高価だが、建物の寿命を延ばしたい場合に最適。
6. 光触媒塗料
- 光触媒効果で汚れを分解する自己洗浄機能が特徴。
- 環境に優しく、エコ志向の方におすすめ。
- 価格は高めだが、メンテナンスの手間が大幅に軽減される。
塗料選びのポイント
海の近くや湿気の多い地域では、耐候性や防錆性に優れた塗料がおすすめです。
耐久性と費用のバランスを考える
短期間で再塗装するよりも、長期間メンテナンスフリーな塗料を選ぶほうが結果的にコストを抑えられる場合があります。
外壁材に適した塗料を選ぶ
建物の外壁材によっては、使用できる塗料が限られる場合があります。プロのアドバイスを参考にしましょう。
外壁塗装シミュレーション
外壁塗装の費用感を知りたい方は、屋根修理の匠ひおきが提供する「屋根葺き替え費用シミュレーション」で確認してみましょう。
まとめ
外壁塗装は、美しさを保つだけでなく、建物の長寿命化や快適な住環境を維持するための非常に重要なメンテナンスです。定期的な塗装で大切な家を守り、価値を保ちましょう。
「屋根修理の匠ひおき」では、外壁塗装についてのご相談や現地調査を無料で承っています。お客様に最適なプランをご提案し、高品質な施工をお届けします。外壁の塗装をお考えの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
適切な施工業者を選び、定期的なメンテナンスを行うことで、長期間にわたり安心して快適な住まいを維持することができます。 屋根修理の匠ひおきでもご相談を承っております。
コメント