「傷んだ屋根を修繕したい」とのご相談をいただきました。
【施工地域】三重県名張市桔梗が丘
【築年数】30年以上
【施工箇所】屋根130㎡ 下屋を含む
【使用材料】SGL鋼板「たてひら葺き(たて葺き)」
【施工方法】カバー工法
【施工期間】7日
三重県名張市桔梗が丘にお住まいのS様から、ご自宅の屋根リフォームの依頼を承りました。S様のお住まいの屋根は、カラーベスト(コロニアル、化粧スレート)製で、年月とともにその状態は著しく悪化していました。屋根の損傷具合を正確に把握するため、現地調査を実施しました。屋根に直接上がり、詳細に観察すると、数年前に塗られたと思われる素人が塗った塗膜が所々で剥がれているのが確認できました。
最初は、ご予算の都合から屋根塗装の再施工を検討されていましたが、現状の屋根の状態をみると、新たな塗膜がうまくのるかどうか大きな懸念がありました。新たな塗装をする前の表面が傷んでいると、塗膜の密着性が低下し、結果的に塗装が剥がれるリスクが高まります。このため、屋根の再塗装はリスクが高すぎると判断し、S様にはその旨をお伝えしました。
より良い解決策として、私たちは塗装の再施工ではなく、ガルバリウム鋼板(SGL鋼板)を使用した「屋根カバー工法」を提案しました。この方法では、新しい鋼板を既存の屋根材の上に被せて施工することで、屋根を全面的に新しくすることが可能です。この提案は、確かに塗装を行うよりも費用は高くなりますが、屋根を新しくすることで、塗膜の剥がれや最悪の場合に発生する雨漏りのリスクを大幅に減少させることができます。
この屋根カバー工法により、S様の屋根は完全に新しくなり、耐久性と防水性が大きく向上しました。
当社は常にお客様のニーズと屋根の状態に合わせた最適な提案をすることを心がけています。
ビフォー
アフター
新しい屋根は、雨風から保護し雨漏りリスクを低減してくれます。
塗装ではなくカバー工法でしたが、ご予算になるべく近い工事価格にて施工いたしました。